2005年5月4日(水)21:43

バルニエ仏外相はワシントンで強いEUへの支持を求める

ワシントン(AP)

フランスのミシェル・バルニエ外相は、アメリカの外交政策の成功には強い欧州連合が必要だとの見解を示した。「あなたがた一国ではできない。一国では平和を勝ち得ることはできない」。世界の貧困の撲滅もテロとの戦いも、アメリカが欧州と協力してこそ成功するのだ、と水曜日の『ワシントン・ポスト』紙はバルニエ外相の発言を紹介している。

このような協力はEU内でも必要である。そこでEU加盟25ヶ国はEU憲法を批准する必要があるのだ。欧州はひとまとまりとして数えられねばならない。なぜならどの国も1ヶ国ではアメリカや中国の影響力や強さに及ばないからだ、とバルニエ外相は語った。外相はまた、1989年以来の中国に対する武器禁輸の解除を求めるフランスの要求に理解を求めた。中国との軍事貿易促進が目標ではない。「私たちが今日では時代錯誤と見なす」措置の解除が目標なのだ、と外相は説明した。

原題:Barnier wirbt in Washington fuer starke EU




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